泌尿器科主催の解剖セミナーが開催されました!

令和5年11月18日(土)・11月19日(日)におきまして泌尿器科主催の解剖セミナーが開催されました。

臨床講座(泌尿器科・耳鼻咽喉科・脳神経外科等)の解剖セミナーとは、医学生が正常な体の構造を学ぶ解剖実習とは異なり、医師が手術手技の技術向上のため、ご献体を用いて解剖を行うことです。

このような解剖セミナーは臨床現場で働く医師にとって、教科書やシミュレーションソフトなどからは決して得ることができない、ご献体の解剖を通じてのみ得られる貴重な経験となります。医師のこの経験こそが、患者さんの命を救い、患者さんを合併症から守ることができます。

今回のセミナーでは難易度の高い腹腔鏡手術の技術向上のため、泌尿器科教授の佐々先生をはじめ、腹腔鏡手術に熟練の先生方が次世代を担う若い医師を熱心に指導する姿が見られました。参加した先生方からは非常に評判がよく、大変勉強になったとの声を多数いただきました。

なお愛知医科大学病院の泌尿器科では、今回の腹腔鏡手術を含む内視鏡手術(ロボット支援内視鏡手術,レーザー治療)による低侵襲治療を積極的に取り入れ,患者さんのQOL(生活の質)の保持に努めています。
詳細につきましては、愛知医科大学病院泌尿器科のホームページをご覧ください。
https://aichiikadaigaku-hinyoukika.com/

当講座では臨床講座と協力してこのようなセミナーを実施することにより、医学および社会に還元し、医学・医療の発展に寄与するよう努力してまいります。

なお本学で行っております解剖実習や解剖セミナーは、不老会に登録され、成願された方々の尊いご意志とご家族様の支えによって成り立っております。今後ともますますのご協力・ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

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