令和6年2月13日～2月16日におきまして、令和5年度冬期解剖実習セミナーを開催いたしました。
当講座では毎年、夏期と冬期の2回、解剖実習セミナーを主催しております。
例年、より解剖の知識を深めたい本学医学部生・看護学部生のみならず、日々の臨床に役立てるためNP（診療看護師）学生・理学療法士・作業療法士など医療分野の多岐にわたる職種のかたも参加しています。
多職種のかたが実習室に集まる貴重な機会ゆえ、当講座では多職種連携をモットーにセミナーの班を構成しています。参加者は、真剣にご遺体と向き合い、自身の課題を解決するだけでなく、職種間での気づきの違いなどを班のメンバー間で共有する姿が多数見られました。
終了後のアンケートでは、「大変良い学びになった」「教科書ではわかりづらい部分の理解が深まった」などの記載が多く、参加者にとって実りの多い解剖実習セミナーであったと確信しています。
また、指導講座制度で解剖学講座に所属し、当セミナーに参加した学生の中には解剖学の知識の習得だけにとどまらず、解剖中に得られた珍しい症例・知見を当講座の教員の指導のもとで学術集会へ発表を行った学生もいます。
愛知医科大学の指導講座制度について詳しくは当お知らせ内の「指導講座学生の交流会を開催しました！」をご覧ください。
URL:https://aichi-med-anatomy.jp/2024/02/20/orientation-seminar20240213/
なお本学で行っております解剖実習や解剖セミナーは、不老会に登録され、成願された方々の尊いご意志とご家族様の支えによって成り立っております。今後ともますますのご協力・ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
